素直が難しい

歌を通して自分の足りない部分に気づく。

臆病に丸まって、表情を変えることなく淡々と生きてきた癖が見事に歌声にでていて。

足りない部分を引き出すために、色んな練習をしてきた。

今も、ただ音をだす、なぞるだけの歌い方じゃダメだって、心が折れてしまうぐらい言われている。

上手いことはもちろんのことだけど、そこに感情の流れがある声をだすためにはどうすればいいんだろう?と暇さえあれば考えている。

滑舌が悪い、声が細い、半音高い、ピッチがずれる。

全部、なんとなくでやってきたことをひとつ、ひとつ、丁寧にひろっていく。

自分の内面の弱さをひとつ、ひとつ、目の前にだされているみたいで嫌な気分にもなる。

否定されているような気分でもうやめたいと言いたいのに、やめられないのはどうしてなんだろう?

それは、指摘された言葉を否定されていると思うんじゃなくて、私ならできると思っているから言われているんだと気づいたからで。

いくらでも、否定的に絶望的になんてなれるし、でもそんな悲劇のヒロインなんてなって何が楽しいんだろう?と思うから。

私の場合、抑圧してきた部分が沢山あって、そのストッパーをどうやれば外せるか。

だから、今までお世辞だと思ってきた、あなたの声が好きと言ってくれる人の言葉を真に受けることにしました。

私より、歌が上手い人になんでいわれるのかが不思議で仕方がなかった。

緊張で声が思うようにでない私の歌声なんてと思ってきた。

惹きつけられるなんて言われても、下手な私の声の何がいいのかがわからなくて苦笑いを返して。

歌うと世界観が広がるなんて、お世辞にもほどがあるなぁ・・と。

ストッパー外して、自分の声をだしきって、飾らずに素直に歌う。

普段も上手くやらなくちゃと固く話さなくていい、素直に話せばいいんだ。

と、相手の反応をみて、つくづく最近、思います。

私のいいところは、「素直」に受け止め、プラスに変えられること。

変わることができること。

そう言われて、その良さを恥ずかしがって捻くれずに伸ばしていこう。

周りを変えようとするんじゃなくて、私が変わればいい。

自分のことを一生懸命に、人に思いやりをもって。

今の自分が悪いわけじゃなくて、それすればもっとよくなる。

~すればいんじゃない?は否定じゃなく、期待なのです。