ほんと

明日は来ると約束してくれない。

と思いながら生きたら、私はまだこの世に未練がたらたらで

自分のほんとを隠して生きている。

体裁を繕って、空っぽな笑顔を貼り付けて。

嫌なことを嫌と言えない、相手を傷つけてまで言うことかい?

嫌われたくないんだ、そんなぐるぐるを考えた一か月。

私には必要だから、あんな真逆な人と出会ったのかな?

言いたいことを口にしているのに、どこか寂しそうで、繊細で自分勝手な人。

だけど、私が欲しいものを沢山もっている。

どんな私でも、側にいるよって言ってくれる愛を無視して、寂しがる。

あぁ、私も身勝手なやつなんだ。

心ふさいで、口をふさいで、息苦しいのは当たり前。

のみこんだ涙が伝って痛い。

泣き虫なんて言い訳がましいと、強がりを堅結びして身動きがとれないよ。

 

私らしさが好きなんて、言いながら去った人もいて。

好きなら側にいればいいじゃない?

嫌になったくせに、無責任な過去に今でもちょっぴり胸が痛い。

痛くていいんだ、想った分だけ泣いてもそれは弱さじゃない。

その別れがなければ、出会わなかった人がいる。

だから、その別れも思い出にできる。

ぐるぐる、うにゃうにゃ、考えて、考えて、ほんとがやっと見えてくる。