読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

時間と距離

14年ぶりに再会した目の前の彼に、あの頃の面影を探した。

面影すら頭が再生しないのに探す矛盾、懐かしさという距離も感じない不思議。

斜め横を見つめながら話す彼に、私はどう映っているんだろう?

ほんの数時間、ただ他愛もない話をした。

お互いの日常や、あのライブハウスはなくなって、こんなライブハウスができたんだ。とか

ほんとうに他愛もない話を、互いに好き勝手に並べていった数時間。

お互いの共通点は昔から変わらない、音楽が好きだということ。

と、多分、性格の構造がほんの少し似ているということだと思う。

日々、仕事に追われている彼ともう会うこともないのかもしれない。

また会うこともあるのかもしれない。

帰り際「また、東京へ来ることがあったら連絡くださいな。」とそう一言

友達とは不思議なもので、距離や時間がどんなにあったとしても再会した瞬間に

なんの違和感も距離感も感じないんだと、そう思うんです。